ケルン山行報告

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船窪〜烏帽子岳

報告者 猿渡  

2017年8月9〜12日

 

コースタイム

8/9 磐田15:00−長野道の駅安曇野20;05

8/10 道の駅安曇野 4:40−七倉山荘(P)5:30 6:10発―唐沢ノゾキ7:40七鞍の森9:00−天狗の庭10:50−船窪小屋12:00

8/11 小屋4:25−船窪岳5:27−第2ピーク6:00−2341M 7:50−不動岳

9:00−南沢岳11:05−烏帽子岳12:30−烏帽子小屋13:40

8/12 烏帽子小屋5:00−登山口8:00−高瀬ダム8:30―タクシー七倉山荘9:00

 

 

8/9  運転に不安を感じながら家を出る。バイパスが混んでいたので島田金谷より高速に入った。緊張の連続でなんとか長野あずみ野、道の駅に着いた。家を出て5時間たっていた。平日なのに駐車場には仮眠している車が何台かあった。明るいのが気になったが疲れていたので直ぐに眠くなった。

 

8/10  おにぎりを食べて七倉ダムに向かった。今日も天気は晴れ、後ろから来たタクシーを先に行かせて、慣れない道をゆっくり進む。ゲート手前の駐車場は白線が引いてあり隅の方しか空いていない。木の下に止めて支度をする。ゲート前にはタクシーを待つ人が何人か並んでいたが時間が来るとそれも無くなり静かになった。

出発予定時間7時まで待てないので、かなり早めの6:10出発する。トンネル手前で若い兄さんに写真撮影を頼まれた。この兄さん、これからの目的地が私と同じ船窪小屋だと言っていた。5年前、雨で烏帽子小屋まで行けずに坂場さん達と下ってきた道を今度は登ることになった。初めから急登が続き大汗をかきながら進む。一人のおじさんに抜かされた。唐沢ノゾキからは七倉ダムが見えた。台風5号の通過後なのでダムの水が濁っていた。そこから3時間程行くと南側の開けた見晴らしの良い天狗の庭に着いた。正面に槍ヶ岳と穂高岳、餓鬼と燕岳、大天井と続く峰々。足元から下には高瀬ダムとタクシーが点のように小さく見えた。小屋に早く着きすぎてしまう為、ここらでゆっくりしたいが、陽ざしが強く暑い。森林限界を過ぎてダラダラと行くと、明日に行くコースが見えてきた。暫く座って眺めていたら後ろから登山者がきた。この先が船窪小屋で屋根が見えた。外のテーブルには客2人が居た。

長野新聞の記者で針ノ木古道から小屋へ来たそうで、客に船窪小屋について聞いていた。小屋で働く若いお姉さんは客が来ると鐘を鳴らしてお茶を出してくれる。小屋のお母さんがやってきた接待が今に受け継がれているようで、心遣いが嬉しい。

夕食がお勧めと聞いていたので今回は頼んでみた。水は1200

期待したとおりの夕食で、テント泊の人まで食べに来る程の人気だった。続いてのお茶会は、小屋の父さん母さんについて、針ノ木古道復活に尽力した等、ビデオ視聴となった。隣のお姉さんは針ノ木へ、折立より入山し八方に行く予定の凄体力の山男山女が横にいた。

 

8/11  隣人が3時に起きだした。窓の外は月夜で明るかった。心配した天気は崩れていない。外でラーメンを作っていると4時前に出ていく者が何人かいた。去年の道迷いは暗い雨の中で起きた。その教訓で少しの明るさと月夜に助けられ440分に出発。テント場前の急な階段を降りると昔、小屋が立っていた所のテント場に着いた。小屋からは10分はかかった。そこからはどんどんと下って行く。砂礫の道の両側が落ちて細くなった蟻の戸渡りに出た。ザイルもあり思ったより難しくはなかった。むしろザレ場で右が落ちていて、ザイルを掴みながら慎重に登る方が大変だった。何回かのアップダウンを繰り返し船窪第2ピークから不動岳に着いた。ここまでが大変だとガイドブックにあったが案外とすんなりと来た感じがしていた。

西側の薬師岳、立山が上の方は雲に覆われていたが目の前に横たわっていた。頂上には船窪小屋から来た4人が居て山の話で盛り上がった。ここから先はこの人達と行くことになった。

  

不動岳からは方向を90度右に向けガラガラの道を下って行く。砂状の急斜面ではなかなか上がれず苦労した。左側はガレ場で足を置いた横は崩れが谷底まで落ちていて気が抜けない。樹林の中はほっとする場所だった。これでもかと思うほど次々に急登が出て来て疲れたが南岳に着いた。遅い私を2人が待っていてくれた。名前も何も知らないのに。白い砂礫の道が烏帽子岳に向かって伸びていた。ここからはガレ場ともお別れだ。道の周りはお花畑が広がり雪渓が溶けて短い夏に急ぎ咲いているチングルマが可愛らしい。たくさんの池もあり箱庭の様な所だ。分岐にザックを置いて烏帽子岳へ。2年前は疲れていて登らなかった。が今回は疲れてはいたが登りたい。烏帽子岳の周りは人がいっぱいで、頂上は待ち時間が発生していたのに驚いた。岩の間に一人のみ立つことが出来る狭い頂上。短いロープを持ち岩を登り覗くと,下の谷の先には水晶岳の姿。2年前の大変だった東沢が思い出された。ザックを背負い前烏帽子岳への最後の登りだ。何回か振り返り烏帽子岳を撮った。小屋に着きおじさんと別れた。予約をしていないので泊まれるか心配だったがOKだった。

今日は8/11山の日でより混雑していた。夕食を作り外で食べていると船窪小屋から

来たおじさんに会い明日の予定を聞いた。小屋からは赤牛岳、野口五郎岳が目の前にある。夕焼けが美しい色を見せ一日が終わった。

 

8/12 今朝も晴れている。朝食済ませ5時に出発できた。途中で赤シャッの同年齢の姉さんに会う。聞くと船窪から来たと言い大きなザックを担いでいた。休んでいると初日に写真撮影してあげたお兄さんが合流して3人で下山となった。

   

川を横切るあたりからポツポツと雨が降ってきた。合羽を着て早めに歩くが、以前の様な疲れは感じず元気だ。高瀬ダムでタクシーがトンネル入り口まで来てくれた。「3人だから一人700円ね」と言ってくる。2200円かかるのに大助かり、運転手さんに感謝です。七倉山荘で私と赤シャッ姉さんが降りた。兄さんは信濃大町駅のそばの風呂屋まで行くのでお別れです。きれいになった七倉山荘で姉さんと汗を流し楽しかった山行の話をしながら別れ、車で友達の居る北杜市に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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